タイトル:Little Red Riding Hood Deluxeを導入!

アナログゲーム療育(*¹)第3弾として「赤ずきんちゃん」をテーマにした立体知育パズル「Little Red Riding Hood Deluxe」を導入しました。
*¹アナログゲーム…デジタルではないカードやボードゲームなどのテーブルゲームのことです。

①メーカーについて
このパズルはベルギー生まれでヨーロッパ各地で大人気の知育玩具メーカー「スマートゲームズ」のパズルです。スマホやタブレットなどの「デジタルゲームに負けない面白さ」を追求し、「手指を動かす」「考える力を養う」「集中力をアップ」の効果をうたっています。

②ゲームルール
・ステージ(問題)が48問あり、1問ずつ挑戦していきます。
・問題の通りに木やおばあちゃんの家、赤ずきんちゃんのピースを配置していきます。
・ピースの配置が終わったら、赤ずきんちゃんからおばあちゃんの家への行けるように「道プレート」で道を作っていきます。


・ステージごとに決められた花の色と同じ「道プレート」を使います。
・答えは一通りしかありません。
・オオカミが出てくる問題もあります!


③身につく力
メーカーがうたっている身につく力は…
・空間認識
・計画
・問題解決
・集中力
・視覚認知

実際にゲームをすると、お子さんたちは楽しくて集中しますが、頭を使うので適度な疲労感もあり、デジタルゲーム特有の依存性もないうえ、終えたあとの達成感もありスタッフといっしょに声を出して喜びあいました。

④実際に取り組んだ様子
●ピース配置が実はむずかしい
一番初めに見本どおりにピースを配置するのが実は難しく、木の位置やおばあちゃんの家の煙突の位置など、ズレて配置してしまうお子さんも多かったです。しかしステージ(問題)が48問もあるため、何度も挑戦するたびに配置ができるようになってきました。空間認識力も回数やっていくと鍛えられることを実感しました。
●集中力が続き達成感が強い
今度は赤ずきんちゃんがおばあちゃんの家に行けるように道プレートを考えて配置します。結構疲れると思い「もうやめても大丈夫ですよ」と声をかけると「次もやる!まだやる!」と普段の課題や遊び以上の集中力をお子さんは見せてくれました。またステージクリアしたときはスタッフといっしょにハイタッチして喜びあい、達成感もひとしおです。
●テーブルマスターとしてのスタッフの立ち位置
スタッフもただ一緒に遊ぶだけではなく、導くように一緒にゲームをすることを意識しました。
悩んで出来ないと思ったときに答えをすぐに教えずに、「この道プレートを縦にしてみたらどうでしょう?」や「こっちの道プレートはまだここに置いたことないですね」とヒントを出していきます。ちょっとしたきっかけでステージクリアでき、自分で解いたことが自信になりさらに意欲的になってくれました。
●お子さんのペースで
またパズルに抵抗があるお子さんや気が乗らないお子さんとは、ピースやプレートを見せるだけでも手にとってフィギュアの感触を楽しんだり、赤ずきんとオオカミでごっこ遊びをしたりと、お子さんのペースでいろいろなステージの遊びができるので、良い知育玩具だと思いました。

紹介動画(日本語)
https://www.amazon.co.jp/vdp/20416e6c764641c7a510c43755168be8?product=B07CJGY77M&ref=cm_sw_em_r_ib_dt_w5aqiNjxaLRLY