果樹園を導入!
アナログゲーム療育(*¹)第4弾として「果樹園」という協力型のゲームを導入しました。保育園や学童保育などでも人気のサイコロを使ったテーブルゲームです。
*¹アナログゲーム…デジタルではないカードやボードゲームなどのテーブルゲームのことです。
①ゲームルール
・画像のように、絵の描いてある木や道のパネルや、木製の果物、カラスを配置します。
・色サイコロをふり、出た色と同じ果物を、かごに入れていきます。
・バスケットの出目のときは、好きな果物をカゴに入れられます。
・カラスの出目のときは、カラスがパネルを一歩進みます。
・みんなですべての果物をカゴに入れたらみんなの勝ち。果物を取るよりも早く、カラスが最後の道パネルまで来たら、カラスに果物をすべて取られてしまい、カラスの勝ち。
②協力ゲームのメリット
・プレイヤー間で勝ち負けを決めるわけではなく、カラスより先にみんなで果物狩りができるかの勝負なので、全員が同じタイミングで喜んだり、怖がったりすることができる。
・ルールなどの理解が苦手なお子さんも、他のお子さんたちの反応を見て、ルールや自分がすべきことを学ぶことができます。
③実際に取り組んだ様子
●カラスの出目が思ったよりスリリング!
カラスの出目が出たときのお子さんの反応が大きいです。
「カラスが出た!」
「近づいてきた!」
「くだものとられちゃう!」
と、スリルを感じて楽しんでいます。
テーブルマスターのスタッフとしても腕の見せどころで
カラス役をやり抜きます。
「ふふふ、ここの果物全部たべてやる〜」「また一歩すすめたぜぇ〜」と怖いセリフのように言うと、大喜びしてくれます。
●サイコロをふるたびにハイタッチ
色サイコロをふるたびに、果物が減っていくので、そのたびにみんなでハイタッチします。自分が役に立った、目立つことができたと達成感もあります。
●木のクオリティが高い
またこの果物は材質が木ですが、ドイツのメーカーで、お子さんが口に入れても無害の塗料をつかっており、欠けても塗装は剥げず、色が内部にまでに浸透しているとのことです。つるつると肌触りもよく、お子さんもよく触っています。
④繰り返し遊びたくなる
簡単でみんなで盛り上がるので、皆さん何度も繰り返し遊びます。
またパネルはパズルピースのようになっており片付けができるため、片付けるときはみんなで協力して最後まで片付け、とても気持ちが良いです。
みらいも4月になって新しいお友達が増えました。こういったゲームを通じて、みんなと仲良くなれるよう、スタッフも支援しています。